ガーデン・ウォーク
住宅、2025
シンガポール
住宅、2025
シンガポール
ガーデン・ウォーク
移ろう光の表情を通して味わう住まい。昼間は、淡い色の木のキャビネット、タイルの面、曲線の開口部が、部屋と部屋をやさしくつなぎます。日が傾くにつれ、灯りのともる棚や個々の照明が室内をより小さく親密な場面へと引き寄せ、ダイニングテーブルやソファ、並べられた小物のまわりに視線を集めます。
同じ配慮は、暮らしのリズムにも及んでいます。収納は調理や集いの場と並び、壁にロープを備えた小さな部屋は体を動かすための余白を確保します。丸みのある取っ手やタイルの隅は、大きな建築の言語を手のひらのスケールへと引き下ろします。朝から夕方へと重なる日々の出会いのなかから、この住まいの個性が立ち上がってきます。