サウス・ロード
住宅、2022
シンガポール
住宅、2022
シンガポール
サウス・ロード
この住戸は、一連の曲面を描く木製のヴォリュームを中心に展開します。丸みを帯びた端部がダイニング、リビング、キッチンのあいだの動線をかたちづくり、家のなかの移動にやわらかな向きの変化を与えています。連続する縦の木目が量感を際立たせ、隠し扉によってキッチンも同じ建築的な構成のなかに収まります。
細長いディスプレイ用の凹みが木の面を切り、ガラスと光の繊細な線をその奥行きに差し込みます。上部では、天井の曲線の縁が建具の言語を部屋全体へと広げています。日中の光から間接照明へと移ると、これらの面は異なる重みを帯びます。凹みはより際立ち、縁はやわらぎ、キッチンは木に囲まれた光の空間として浮かび上がります。